解雇された私が自分らしく生きようと決めるまで〜解雇から一人旅という名の逃避行編〜

おはようございます、
飛行機女子のRuiです。

私が今こうして「自分らしい暮らし」が出来ているのは、ある出来事をきっかけにひたすら自分と向き合ったからです。その出来事とは、タイトルに記載した「解雇」です。

今日から数回に分けて、私が「自分らしく生きよう」と決めるまでの経緯について書きたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

一生忘れないであろう1日

2016年9月のある日の朝。

私はいつものように出社前に仕事のメールをチェックしようと携帯を開いたところ、メールが見られない。

「あれ、メールシステムの調子が悪いのかな?」

そう思いいつも通り出社したところ、会社の上司に呼び出されました。ミーティングルームに入った瞬間、私は察しました。そしてその予感は的中。

私の目の前にあるのは、  
 
 
「解雇通知書」  
 
 
そう、私は仕事をクビになったのです。

解雇理由は仕事をしていて自分自身が一番分かっていましたし、それまでにきちんと会社と話し合った結果なので、その会社に対してどうこう言うつもりは全くありません。

完全に自己責任です。

荷物を片付けて会社を出た後、心の中で「大丈夫大丈夫」と自分自身を鼓舞しながら帰宅。

家に着いた瞬間、私は抜け殻のようにその場に座り込みました。

分かってはいたけれど、「解雇」という事実は自分の想像以上に大きい大きいダメージを私に与えました。 というのも、私は約3年10ヶ月勤めた会社から転職し、新しい会社に入社してわずか一ヶ月で解雇となったのです。

「人生は一度きり、“あの時やっておけば良かった”と後悔するようなことをしない」

そう思い、当時27歳の私は意気揚々と未経験の仕事に挑戦したところ、まさかこんな早い段階でどん底に落ちることになるとは微塵も思いませんでした。

この選択は間違っていたのかな?
何で自分はこんなことも出来ないんだろう?
誰かに言ったら「なんでそんな無茶したの?」と言われるのかな?

ただただ落ち込みました。

何も考えずにひらすら落ち込んだ後、父に解雇された旨を電話で伝えたところ、思いがけない一言が返ってきました。 
 
 
 
「時間はたっぷりあるんだから、一人旅にでも行ってくれば?」  
 
 
 
こうして「女一人旅2016 in 名古屋&京都」が始まったのです。

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名古屋では、結婚を機に移住した大学時代の友人と本当に楽しい時間を過ごしました。

ただ友人と解散して一人になった瞬間、いくら素敵な神社や寺院に行ったり、美味しい料理を食べても、根本が解決していないので不安が消えるわけもなく、心の底から楽しめませんでした。(今だから正直に言います)

本当はさらに西へ行きたかった(というより逃げたかった)けれど、「これではただの現実逃避、このままプラプラしてても現状は何も変わらない」と思い、自宅に帰り転職活動を始めることにしました。

しかし、現実はそう甘くありませんでした。

解雇された私が自分らしく生きようと決めるまで〜ひたすら自分と向き合ったニート生活編Part1〜につづく…。

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ABOUTこのブログを書いた人

1988年生まれ、神奈川在住。ブログ・SNS・女子会を通じて、女性向けに飛行機や空港の魅力を発信中。また2017年7月より飛行機女子会を主催(これまでの参加人数は20名以上)。月刊エアライン2017年6月号『ヒコーキ女子の生態学』掲載。